平成27年度補正予算 小規模事業者持続化補助金

平成27年度補正予算 小規模事業者持続化補助金

 (以下、「補助金」と呼びます)に着手することを体験しました。

 

この補助金制度を知ったのは、2016年2月15日に港民主商工会の経営対策部内で開催された「補助金プレ説明会」でした。

 

この補助金に採択されると、補助上限50万円で補助対象経費の3分の2を受給できるので、事業の売上向上に貢献することが期待できます。

 

上記説明会で大まかな流れや取り組みの際の留意点を教えていただいた事を踏まえて、様式1-3および5に記載、他の必要書類を整えての上、名古屋商工会議所の金山南支部を訪れたのは4月11日。初対面の担当者と1時間以上もの貴重な時間を費やしていただき、弊社の業務内容や応募の動機・主旨等を記載した書類を1点づつ添削指導を受け、その内容が希薄であることが理由でとりあえず企業登録を済ませてその場を離れました。

 

指導に従い、より具体的に詳細な内容に書き改めて添削や打合せ等を電子メールと電話を活用して4往復。この間事務所を訪れることはありません。その都度書類内容のボリュームは増加していきました。

 

 業務の隙間を縫っての取り組みであったが故、かつ、5月の連休を挟んで間が開きましたが、5月10日に様式4「補助金事業に係る事業支援計画書」を発行していただける運びとなり、これを受理するため2回目の訪問。早速持ち帰り、申請書類一式と電子媒体を翌日5月11日に東京の日本商工会議所へ郵送しました。ちなみに受付締め切りは5月13日消印有効でこれにはなんとか間に合いました。

 

 弊社は製造業であり、補助金といえば「ものづくり補助金」のほうが適格かとも思ったのですが、今回取り組むべき内容の予算金額の大きさとしてはこちらの補助金のほうが適合していたこともあり、本補助金の目的に合致した理由を明確に説明する、関連づける為の文章表現に仕立てることを重点におき、相当なる思考と担当者の指導が入りました。

 

 7月15日付にて日本商工会議所より郵送された通知は不採択通知でした。
「貴意にそえない」が理由で詳細はありません。

 

その原因は自身で探索せよという捉え方をしています。内容が希薄で説得力があまりにも不足しているとか、業務用語は理解しずらいのではなかったか?とか、思い当たる節は探せばたくさん出てきます。自分自身の会社を語り始めると尽きないのが当然のことでしょうから、それをいかに何人(なんびと)にも伝えられうる表現で、分厚い濃厚な文書を構築できるかが高い競争倍率をすり抜けていくポイントであるのではないかと実感しています。

 

この制度をいろんな意味で考える、良い機会を得られたと前向きな思いです。(終わり)